FXの自動売買とは?システムトレードの仕組みやメリット・デメリット

FXの自動売買とは?システム取引だから初心者におすすめ

「FXを始めたいけれど知識がない」という方には、自動売買ツールを使った取引方法がおすすめです。
自動売買なら、専門知識がなくてもプログラムによって自動で取引してくれます。

今回は、そんなFXの自動売買のメリット・デメリットや種類について解説していきます。
自動売買の始め方も紹介しているので参考にしてください。

今回のポイント
  • 自動売買はシステムが自動で取引を行うトレード方法
  • 自動売買ならFXの専門知識は必要なく、24時間チャンスを逃すことがない
  • 自動売買は必ずしも儲かるわけではない
  • ツールやプログラムによって設定の難易度やシステムが異なる

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FXの自動売買(システムトレード)とは?どんな仕組み?

FXの自動売買とは、設定された売買ロジックに沿ってシステムが自動でFX取引を行ってくれる取引方法です。

システムがトレードを行ってくれることから「システムトレード」とも呼ばれます。

自動売買ツールを提供しているFX業者で口座を開設して利用するのが一般的でしょう。
取引プラットフォームに自動売買のプログラムをダウンロードして使う方法もあります。

FXの自動売買は、基本的には以下のようにシンプルな仕組みで売買を行います。

  • 売買する時間を指定しておき、その時間になると自動で売買を行う
    ※「朝の9時に注文を入れたい」など
  • 「1ドル109円になったら買う、1ドル110円になったら売る」といったように、値動きに応じて売買を行うように設定する

設定を行えばあとはシステムが取引してくれるため、日中は忙しい方や知識のないFX初心者の方でも手軽にトレードできるのが魅力です。

「自動売買」と「裁量取引」の違い

自動売買と異なり、システムを使わずに自分で取引を行うことを「裁量取引」といいます。

自動売買と違い自分で取引を行うため、チャンスを逃さないためにもチャート画面を見続けていなければいけません。

裁量取引には自分の判断で売買できるというメリットはありますが、FXを専業にしていないのであれば自動売買が向いているといえるでしょう。

自動売買は儲かる?トレーダーからの口コミ

FXで自動売買を行うシステムトレーダーからは、「少しずつ利益が出ている」という声もあります。
※自動売買の利益を保証するものではありません。

上記の口コミにもある通り、「稼げないロジックのツールだと自動売買では儲からない」「すべての自動売買が稼げないわけではない」とあります。

そのため、あなたの取引スタイルにマッチする優良なツールに出会うことができれば、利益が発生する可能性はあると考えていいでしょう。

FXの自動売買のメリット3つ

FXで自動売買を行うメリットが次の3つです。

  • 24時間自動で取引を行える
  • 感情に左右されず売買タイミングに迷わない
  • FXトレードの専門知識が必要ない

自動売買はシステムが取引を行ってくれるため、時間を気にせず適切な売買タイミングで取引できます

FXの手法に関する専門的な知識も必要ないため、FX初心者でも始めやすい取引方法でしょう。

メリット①:24時間自動で取引を行える

FXで自動売買を行うメリットの1つが、24時間チャンスを逃すことなく取引できるという点です。
自分が値動きを追っていない時でも、収益のチャンスを逃すことはありません。

仕事がある平日の日中や、ニューヨーク市場がオープンしている深夜から早朝の時間帯でも、自動で取引をしてくれます。

メリット②:感情に左右されず売買タイミングに迷わない

自動売買なら、システムに沿った合理的な判断でFX取引を行うことができます

「もう少しでトレンドが回復するかもしれない」と期待していると、損切りのタイミングを逃してしまうかもしれません。
自動売買なら上記のように感情に左右されることもないため、適切な売買のタイミングを見極めることができると考えられます。

メリット③:FXトレードの専門知識が必要ない

FX経験者は、テクニカル分析ファンダメンタルズ分析といった手法をつかい、売買のタイミングを予測するのが一般的とされています。

分析手法には経済状況の理解やチャートの指標分析といった専門知識が必要ですが、自動売買なら専門知識は必要ありません
取引条件を設定するだけで、システム的にトレードができます。

今まで投資をしたことのないFX未経験の方でも、自動売買でのFXトレードはおすすめといえます。

動画でチェック

FX初心者の方が自動売買で稼げるかどうかの検証動画もあるので、興味のある方は参考にしてください。
※自動売買での利益を保証するものではありません。

FXの自動売買のデメリット2つ

一方で、FXの自動売買には次のようなデメリットもあります。

  • 相場が急変すると対応しきれない
  • 自分に合った設定にするのが難しい

デメリット①:相場が急変すると対応しきれない

FXの自動売買は、どんな状況でも対応しきれるわけではありません。

自動売買はあらかじめ「どんな取引を行うか」を設定しているため、そのプログラムの想定を超える相場の動きがあると対応できないというわけです。

急な相場の動きには、裁量取引の方が対応しやすいといえるでしょう。

自動売買でFX取引を行うなら、現在の相場にあったプログラムを選び使い分けていくことが大切です。

デメリット②:自分に合った設定にするのが難しい

FXには、実に多くの自動売買プログラムがあります。

多くのプログラムの中から自分の取引スタイルにマッチするものを選び設定する難しさは、デメリットといえるでしょう。

たとえば、世界的に有名といわれる「MT4」という取引ツールでは、EAというプログラムを自分で組み合わせる必要があります。

ただし、自動売買プログラムの中には、条件を絞るだけで簡単に設定できるものもあります。
また、人気のプログラムのランキング掲載を行うFX業者もあるため、まずは設定の手軽さや人気のプログラムから検討するといいでしょう。

FXの自動売買の種類

自動売買は「ツール」と「プログラム(ソフト)」に分けられます。
ゲームでたとえるのであれば、「ツール=ゲーム機本体」「プログラム(ソフト)=ゲームソフト」といったイメージです。

自動売買のツールとプログラムにそれぞれ種類があるため、以下で解説していきます。

自動売買ツールの種類

FXの自動売買ツールには2種類があります。

【開発型システムトレード】

  • 自動売買プログラム(EA)をダウンロードして取り込み使用するツール
    ※「MT4」といった取引ツールが開発型システムトレードに当てはまります。
  • 自分で取引ツールにプログラムを取り込んで設定する必要がある
  • プラグラムを書き換えることで、自分に合った設定に変えることができる
  • 自分でプログラミングすることも可能

→上級者向けの自動売買ツール


【選択型システムトレード】

  • 自動売買プログラムが複数組み込まれており、条件を選択して使用するツール
  • 取引設定を細かく調整しにくい

→初級・中級者向けの自動売買ツール

MT4といった開発型の自動売買ツールは、自動売買のソフトを取引ツールに導入する必要があります
プログラミン言語を用いて設定することもあるため、プログラミングの知識が必要です。

プログラミング化されたソフトもありますが、導入後の設定は自身で行う必要があるため、FXの上級者向けといえるでしょう。

一方で、選択型のツールは、用意された取引ルールを選択するだけのため設定の手間が少ないのが特徴です。

取引ツールに複数の自動売買プログラムが組み込まれており、その中から自分に合ったプログラムを選択することで使用できます。

また、スマホのアプリを提供しているツールもあり、スマホで場所を選ばずに自動売買設定や取引状況の確認をすることもできます。

プログラムを変更することはできませんが、設定が簡単のためFX初心者におすすめといえるでしょう。

自動売買プログラム(ソフト)の種類

自動売買システムのベースとなるプログラムには3種類があります。

  • プログラム型
    →システムが一定のルールに基づいて取引を行うプログラム
  • リピート型
    →特定の通貨ペアの取引を繰り返し行うプログラム
  • トレーダー型
    →実際に成果を出しているトレーダーのロジックを元に取引を行うプログラム

プログラム型は、プログラミングで売買ロジックを設定してつかう自動売買プログラムです。
「朝の9時にドル円を買う」「移動平均線がクロスしたら買う(または売る)」といった取引条件を自分なりに設定することができます。

開発型システムトレード(MT4またはMT5など)に組み込んでつかう、「EA(エキスパート・アドバイザー)」などがプログラム型です。

リピート型は、特定の通貨ペアの取引を繰り返し行うプログラムで、自動売買プログラムの中でも人気の高いプログラムといわれています。

たとえば「1ドル100円になったら買い、1ドル105円になったら売る」といった設定にして、取引することが可能です。

トレーダー型は、成果を出している個人投資家のロジックを元にしたプログラムです。
プロの取引ロジックを取り入れることができますが、その人の取引方法が自分に合わない可能性もあります。

FXでの自動売買のやり方・始め方

選択型ツールと開発型ツールごとの自動売買の始め方が以下の通りです。

【選択型システムトレード】

  1. FX口座を開設する
  2. ストラテジー(自動売買プログラム)を選択する
  3. 条件を設定して取引を行う

【開発型システムトレード】

  • FX口座を開設する
  • 取引プラットフォーム(MT4など)をインストールする
  • EA(自動売買プログラム)をダウンロードする
  • EAをMT4やMT5に導入する
  • EAの設定を行い稼働させる

※MT4やMT5は、MT4・MT5に対応しているFX会社でしか利用できません。

選択型の自動売買ツールであれば、ツールを提供しているFX会社で口座をつくり、専用ページから自動売買プログラムを選択するだけです。

あとは、取引枚数などを設定すれば、すぐにシステムトレードを始められるでしょう。

開発型ツールはプログラム(EA)が外付けのため、EAを自分で見つけてくる必要があります
おすすめのEAを紹介するFX会社もあるため、チェックしてください。

MT4やMT5といった取引プラットフォームで利用できるEAは、「MQL5.community」というサイトで多数提供されています。

FXの自動売買に関する3つのQ&A

Q1.自動売買ソフトは無料で使える?

一般的にFXの自動売買のソフトは無料で利用できます

しかし、企業や個人が提供している自動売買ソフトの中には、有料のソフトもあります

FXの収益やトレードスタイルから、無料版を使うか有料版を使うかを検討してください。

Q2.詐欺ソフトがあるって本当?

詐欺を疑う悪質な自動売買プログラムもあるため注意してください。
低クオリティーの自動売買プログラムを数十万円と高額で販売する企業・個人業者も存在します。

極端に稼げることをアピールしている、またはソフトが高額の場合は、購入を避けた方がいいでしょう。

下記動画では、自動売買詐欺の手口や実例も解説されているので参考にしてください。

Q3.自動売買ソフトを使えば初心者でも稼げる?

上述で紹介したシステムトレーダーからの口コミでは「稼げている」という声が多かったですが、自動売買をしたからといって必ずしも稼げるとは限りません

相場が急変するタイミングではシステムが対応しきれないこともあるからです。
また、自分の取引スタイルに合っていないロジックのソフトを使えば、損失が出る可能性も考えられます。

自動売買とはいえ放置するのではなく、その時の相場に応じてシステムを調整することも重要といえるでしょう。

まとめ

FXの自動売買は、システムが自動で取引してくれる取引手法です。

FXの自動売買のメリット
  • 24時間自動で取引を行える
  • 感情に左右されず売買タイミングに迷わない
  • FXトレードの専門知識が必要ない
FXの自動売買のデメリット
  • 相場が急変すると対応しきれない
  • 自分に合った設定にするのが難しい

時間を問わず設定した条件に沿って取引してくれるため、日中は仕事をしている人や専門知識のないFX初心者の方におすすめの取引方法といえるでしょう。

FXに興味を持っている方は、まずは無料の自動売買ツールで始めてはどうでしょうか。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。