cTraderは使いにくい?MT4との比較やメリット・デメリット

cTraderの特徴と評判。自動売買に適した最新ツール

海外FXでは、MT4やMT5といった取引プラットフォームに対応する業者が多いですが、最近では「cTrader」という取引プラットフォームに対応する業者も登場してきました。

最新のプラットフォームなだけに、「MT4との違いは?使いやすい?」と感じる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、cTraderの特徴をメリット・デメリットに分けて解説していきます。
cTrader・MT4・MT5の3つのプラットフォームのスペックを一覧で比較もしているため参考にしてください。

今回のポイント
  • cTraderはNDD方式環境に適した最新プラットフォーム
  • 板情報を見ることができ、複数ポジションを一括決済可能
  • 対応業者やEA・インジケーターの種類が少ないのが欠点

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cTraderとは?

cTraderとは、Spotware Systemsという会社が開発し2011年に提供を開始した最新の取引プラットフォームです。

ECN方式・STP方式の環境に最適なプラットフォームで、MateQutes社が提供するMT4やMT5とは異なるツールです。

詳しい機能性は後述しますが、cTraderはその機能性からスキャルピングといった短期トレードに適したプラットフォームともいわれています。

また、cTraderは毎年様々な賞を受賞しており、今年2021年も「Global Forex Awards B2B 2021」という賞を受賞しています
※参考:cTrader

この賞は機能性やシステムの透明性などが認められるプラットフォームに贈られる賞です。
こういった賞を受賞している点から、信頼性の高いプラットフォームであると見て取れます

cTrader・MT4・MT5のスペックを一覧比較

海外FXのプラットフォームで定番といわれるMT4・MT5と、cTraderの特徴を比較したものがこちらです。

cTrader MT4 MT5
一括決済機能 あり なし なし
板情報 あり なし なし
リクオート なし 取引口座の種類による 取引口座の種類による
日本時間の表示 可能 不可 不可
時間足 豊富 少ない 標準
カスタム
インジケーター
少ない 豊富 少ない
自動売買ソフト 少ない 豊富 少ない
指標カレンダー あり なし あり
操作性 操作しやすい 慣れが必要 慣れが必要

特にcTraderが優れているのは、一括決済機能がある点や板情報が見れる点ではないでしょうか。
また、約定拒否はなく直感的に操作できるといわれているため、スムーズな取引が期待できるでしょう。

こういった特徴が、スキャルピングトレードに向いているといわれる理由です。

一方で、対応するカスタムインジケーターやEA(自動売買ソフト)が少ないのは欠点といえます。

自動売買をしない、またはインジケーターで細かくテクニカル分析を行わないのであれば、cTraderを検討してもいいでしょう。

cTraderの5つのメリット

cTraderのメリットが次の5つです。

  • 板情報を見ることができる
  • 複数のポジションを同時決済できる
  • 約定拒否や価格操作がない
  • 予定損益の確認が簡単
  • 日本語設定が可能

メリット①:板情報を見ることができる

cTraderでは、デフォルトで板情報を見ることができます
板情報とは、現在どの価格にどのくらい注文が入っているかを一覧でまとめたものです。

cTraderでは次の3種類の板情報を見ることができます。

【標準DoM】

どの価格にどのくらい注文が入っているかを確認することができる一般的な板情報。
市場の流動性を大まかに把握することができる。


【価格DoM】

リアルタイムの価格を確認できるだけでなく、価格をクリックして新規注文もできる。


【VWAP DoM】

ロット数の異なる注文の平均価格を把握することができ、スリッページ(価格の差)の確認にも役立つ。

このように様々な種類の板情報を見ることができるため、取引スタイルに合った市場分析が可能です。

メリット②:複数のポジションを同時決済できる

cTraderでは、複数の保有ポジションを同時に一括決済することが可能です。

MT4でも同時決済は可能ですが、1つのポジションの処理が終わってから次のポジションを処理するため、決済のタイミングがズレて為替変動の影響を受ける恐れがあります。

cTraderの場合はすべてのポジションの決済処置が一括で行われるため、処理のタイムラグによる為替変動の影響は受けないといわれています。

メリット③:約定拒否や価格操作がない

cTraderは、NDD方式(STP・ECN)という注文方式のFX業者でしか動作しない設計となっています。

cTrader has been designed and built from ground up to facilitate ECN/STP market execution and exclude price injections, price requotes and any kind of price manipulation from the broker’s side.

【訳】cTraderは、ECN/STP市場での執行を容易にするためにゼロから設計・構築されており、ブローカー側からのプライスインジェクション、プライスリクオート、およびあらゆる種類の価格操作を排除しています。

(引用:cTrader「True ECN/STP Brokers」

NDD方式とは、トレーダーの注文がインターバンク市場に直接流れる注文方式のことです。
インターバンクで最適なレートと直接マッチングするため、上記文面の通りcTraderでは約定拒否は起こりません

また、トレーダーとインターバンクの間にFX業者が入らないため、価格操作もないのはcTraderのメリットです。

cTraderなら、透明性の高い環境で取引することができます。

メリット④:予定損益の確認が簡単

FXを始めたばかりだと、損切りや追加注文のタイミングに迷う方も多いのではないでしょうか。

cTraderなら予定損益の確認ができるため、損切りや追加注文を判断するのに役立ちます。

価格がどこまでいくとどのくらい損をするか(または利益となるか)を確認できるのは嬉しいポイントといえるでしょう。

メリット⑤:日本語設定が可能

cTraderは日本語設定が可能です。
FXのチャート画面上の細かな項目も日本語で確認することができます。

ボタンや項目を日本語表示にできるため、はじめて使う方でも使いやすいのではないでしょうか。

cTraderの2つのデメリット

cTraderのデメリットが以下の2つです。

  • 導入しているFX業者が少ない
  • 対応するEAやインジケーターが少ない

cTraderは最新のプラットフォームということもあり、利用できるFX業者や対応するプログラムが少ないのが欠点です。

デメリット①:導入しているFX業者が少ない

スキャルピングトレーダーなどに適しているcTraderですが、対応しているFX業者が少ないのが惜しい点といえます。

対応している業者も海外FX業者のみで、2021年現在だとcTrader対応の国内FX業者はありません
(以前までは1社だけ対応する業者がありました)

cTrader対応の海外FX業者は後述で紹介しますが、利用できる業者が限定される点は留意しておきましょう。

デメリット②:対応するEAやインジケーターが少ない

cTraderはEA(自動売買プラグラム)やカスタムインジケーターの種類が少ないため、MT4・MT5よりも拡張性に劣るといえます。

cTraderでは公式サイトで各プログラムを提供しており、MT4・MT5は「MQL5.community」というサイトでEAやインジケーターが提供されています。
公式サイトで提供されているEAやインジケーターの数が以下の通りです。

【cTrader】

  • EA:342種類
  • インジケーター:1,008種類

【MT5】

  • EA:2,100種類以上
  • インジケーター:3,300種類以上

【MT4】

  • EA:7,000種類以上
  • インジケーター:7,700種類以上

cTraderでも多くのプログラムを提供していますが、MT4・MT5の提供数には一歩及ばないといえます。

EAやカスタムインジケーターにこだわるのであれば、MT4・MT5を検討するといいでしょう。

cTraderは使いにくい?利用者の口コミ

cTraderは実際の取引で使いやすいのかどうか気になっている方も多いのではないでしょうか。

cTraderを利用している利用者の口コミから使い勝手を見ていきましょう。

口コミからは、cTraderの使い勝手は賛否両論と見て取れます。

  • 発注機能が使いやすい
  • スキャルピングなら使いやすい
  • 慣れないと使いにくい
  • バージョンによっては使いにくい

MT4やMT5にはない機能を搭載していることもあり、機能性は評判が良いです。
また、「スキャルピングに適したプラットフォーム」といわれているだけあり、スキャルピングトレーダーからも利用されているようです。

一方で、MT4やMT5と異なるプラットフォームのため、今までMT4・MT5を使っていた方だと慣れていながいゆえに使いにくさを感じるかもしれません。

それだけでなく、バージョンによっては使いにくさを感じる方もいるため、一度使って試すのがいいかもしれません。

cTrader対応の海外FX業者3選

①AXIORY

axioryのトップ画像出典:AXIORY

スプレッド
(ドル円)
0.5pips
※取引手数料が往復0.6pips
最大レバレッジ 500倍
ロスカット水準 証拠金維持率が20%以下
信頼性 ・IFCライセンス取得
(登録番号:000122/163)
・信託保全あり

AXIORYは、スプレッドがドル円0.5pipsと狭めで最大レバレッジは500倍の設定です。

ロスカット水準も証拠金維持率が20%以下のため、cTrader対応の海外FX業者の中でもバランスの取れた業者といえます。

また、AXIORYでは日本語対応のスタッフによる日本語サポートデスクを用意しています。
FX未経験でわからないことがあっても日本語で対応してもらえるのは利用しやすいポイントでしょう。

\日本語サポートデスクを完備/

※第三者機関に加盟&NDD方式で信頼性が高い

②Tradeview

Tradeviewのトップ画像出典:Tradeview

スプレッド
(ドル円)
0.2pips
※取引手数料が往復0.5pips
最大レバレッジ 200倍
ロスカット水準 証拠金維持率が100%以下
信頼性 ・CIMAライセンス取得
(登録番号:585163)
・信託保全あり

Tradeviewは、ドル円がたったの0.2pipsで取引手数料も往復で0.5pipsしかかかりません。
手数料を合わせてもドル円で0.7pipsと、海外FXの中でもトップクラスの低スプレッドを誇っています。

ただし、ロスカット水準が証拠金維持率が100%以下という点と、最大レバレッジが200倍までという点は惜しいところです。

③MYFX Markets

Myfx Marketsのトップ画像出典:MYFX Markets

スプレッド
(ドル円)
0.2pips
※取引手数料が往復0.7pips
最大レバレッジ 500倍
ロスカット水準 証拠金維持率が20%以下
信頼性 ・FSAライセンス取得
(登録番号:24078IBC2017)
・信託保全あり

MYFX Marketsも、ドル円で0.2pipsとスプレッドが狭いですが、取引手数料が往復0.7pipsのため先ほどのTradeviewよりもトータルコストは高くなります。
ですが、最大レバレッジが500倍でロスカット水準も証拠金維持率が20%以下のため、トレードの自由度を高めてくれるポイントもあります。

期間限定でボーナスキャンペーンを実施していることもあるため、キャンペーンを狙って試してみるのもいいでしょう。

まとめ

cTraderはスキャルピングに適したといわれる最新プラットフォームで、板情報が見れたり複数ポジションを一括同時決済できたりとMT4やMT5にはない機能性があります。

cTraderのメリット
  • 板情報を見ることができる
  • 複数のポジションを同時決済できる
  • 約定拒否や価格操作がない
  • 予定損益の確認が簡単
  • 日本語設定が可能
cTraderのデメリット
  • 導入しているFX業者が少ない
  • 対応するEAやインジケーターが少ない

スキャルピングといった短期売買でコツコツと稼いでいきたい方は、cTrader対応の海外FX業者を検討してみるといいでしょう。