固定スプレッドの海外FXのメリット・デメリット。変動スプレッドとどちらがお得?

スプレッド固定の海外FXはお得?スプレッド固定の海外FX口座も紹介

FXのスプレッドは買値と売値の差による取引コストのため、価格が動くとスプレッドも変動するものと認識している方も多いのではないでしょうか。

しかし、海外FXのスプレッドには、スプレッドが変動しない「スプレッドが固定の口座」が存在します。

今回は、スプレッド固定の海外FX口座の概要やメリット・デメリットについて解説します。
変動スプレッドとスプレッドを比較して、どちらがお得かについても触れているので参考にしてください。

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今回のポイント
  • スプレッドが広がりやすいタイミングだと固定スプレッドが有利
  • スプレッドが狭くなるタイミングだと固定スプレッドが不利
  • 相場が大きく動くタイミングでは固定スプレッドも変動する場合もある

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海外FXの固定スプレッドとは?

海外FXの固定スプレッドとは、相場の状況に関係なくスプレッドが一定に固定されていることです。

レートの動きに応じてスプレッドが変わることを「変動スプレッド」と呼びます。

  • 固定スプレッド:一定の値に固定されたスプレッド
  • 変動スプレッド:相場の状況にあわせて変動するスプレッド

冒頭でも述べた通り、スプレッドとは売値と買値の価格差による取引コストのことで、レートが変動すると価格差が変わるためスプレッドも変動します。

そのため、変動スプレッドは相場の動きに合わせてスプレッドも変動する仕組みとなっています。
たとえば、〈買い:105.007円|売り:105.005円=スプレッド:0.2pips〉の時に買値が105.009円(0.002円上昇)になると、スプレッドも0.4pipsに変動するというわけです。

しかし、スプレッドが固定されていれば、上記のように価格が動いてもスプレッドが変動することは基本的にはありません

海外FXの多くの業者は変動スプレッド制となっていますが、固定スプレッドの業者も存在します。
国内FX業者の場合、ほとんどの業者で固定スプレッドが採用されているといわれています。

固定スプレッドと変動スプレッドはどちらがお得?

「変動スプレッドと固定スプレッドはどちらがお得?」と思う方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、どちらか一方がお得と断言することはできません

以下は、固定スプレッドの海外FX業者と変動スプレッドの海外FX業者でスプレッドを比較したものです。

【変動スプレッド】

XM
(スタンダード口座)

【固定スプレッド】

IFC Markets
(MT4マイクロFixed口座)

USD/JPY 1.6pips 1.8pips
EUR/JPY 2.3pips 2.5pips
GBP/JPY 3.6pips 5.5pips
AUD/JPY 3.3pips 3.5pips
GBP/USD 2.2pips 3.0pips
AUD/USD 1.8pips 2.0pips

※2021年7月時点のスプレッド 

上記の比較では、変動スプレッドのXMの方がスプレッドは狭いと見て取れます。

ただし、変動スプレッドは値動きによって広がる場合もあるため、価格差が広がると変動スプレッドの口座の方がコストは高くなることもあります。

そのため、変動スプレッドの口座のコストが安い時もあれば、固定スプレッドの口座のコストが安い時もあるというわけです。

海外FX20社の詳しいスプレッド比較・注意点もあわせて見る↓

スプレッド固定の海外FXのメリット2つ

スプレッドが固定された海外FX口座を利用するメリットが次の2つです。

  • 取引コストの計算が簡単
  • スプレッドが広がりやすいタイミングでもコストは一定

メリット①:取引コストの計算が簡単

変動スプレッドの場合、レートの価格差がスプレッドになるため、その都度スプレッドを計算してコストを把握する必要があります。

一方、スプレッド固定の海外FX口座なら、取引コストを簡単に把握することが可能です。
いつ注文しようと同じスプレッドのため、注文コントロールがしやすいといえます。

メリット②:スプレッドが広がりやすいタイミングでもコストは一定

スプレッド固定の海外FX口座なら、為替変動によるスプレッドの広がりの影響を受けにくいといわれています。

■通常

  • 変動スプレッドの口座:ドル円平均1.6pips
  • 固定スプレッドの口座:ドル円1.8pipsで固定

 

■市場で価格が開いて、ドル円が0.4pips分広がった

  • 変動スプレッドの口座:ドル円2.0pips
  • 固定スプレッドの口座:ドル円1.8pipsで固定

変動スプレッド制だと変動の影響でスプレッドが広がる恐れもありますが、固定スプレッド制なら基本的には一定のコストのままです。

たとえば、ニューヨーク・ロンドン・日本といった大きな市場が閉まる朝5時〜朝8時の時間帯は、流動性が低下するためスプレッドが広がりやすいといわれています。
※参考:FXブロードネット

こういったスプレッドが広がりやすい時間帯に取引をする方なら、固定スプレッドはメリットとなるのでしょう。

スプレッド固定の海外FXのデメリット2つ

一方で、次のような点は固定スプレッドのデメリットといえます。

  • スプレッドが狭いタイミングでもコストは一定
  • スプレッドが変動する可能性はゼロではない

デメリット①:スプレッドが狭いタイミングでもコストは一定

上述した通り、スプレッド固定のFX口座はスプレッドが広がるタイミングでもコストは一定です。

しかし、裏を返せばスプレッドが狭くなるタイミングでも一定コストのままとなります。

■通常

  • 変動スプレッドの口座:ドル円平均1.6pips
  • 固定スプレッドの口座:ドル円1.8pipsで固定

 

■市場の流動性が高まり、ドル円が0.4pips分狭くなった

  • 変動スプレッドの口座:ドル円1.2pips
  • 固定スプレッドの口座:ドル円1.8pipsで固定

このように、変動スプレッド口座なら低コストで取引できるタイミングでも、固定スプレッドは一定コストのままのため高コストに感じられます。

相場の動き次第では、固定スプレッドの口座の方がコストは高くなる可能性がある点には留意してください。

デメリット②:スプレッドが変動する可能性はゼロではない

固定スプレッドの海外FX口座は、どんな場面でも絶対にスプレッドが変動しないというわけではありません。

固定スプレッドは「原則固定」というものが多いといわれています。
原則的にスプレッドは固定ですが、次のような相場が大きく動くイベントがあると変動する可能性もあるというものです。

  • 経済指標の発表前後
  • 要人発言のタイミング

スプレッド固定の海外FX業者のサイトでも、スプレッドが原則固定なのか完全固定なのか記載されていないことがほとんどです。

固定スプレッドの口座を利用する場合は、上記のような相場が動くイベントの前後はスプレッドに注目しておくといいでしょう。

スプレッド固定の海外FX口座3選

海外FXでは変動スプレッドが主流ですが、以下の海外FX業者の口座ではスプレッドが固定されています。

※業社名をクリックすると詳細を見ることができます。

GEMFOREX
(ノースプレッド口座)
FBS
(マイクロ口座)
IFC Markets
(MT4マイクロFixed口座)
スプレッド
(ドル円)
0.3pips 3.0pips 1.8pips
最大レバレッジ 1,000倍 3,000倍 400倍
ロスカット水準 証拠金維持率が20%以下 証拠金維持率が20%以下 証拠金維持率が10%以下
初回最低入金額 30万円相当 5ドル 1ドル
最小取引量 0.01ロット 0.01ロット 0.01ロット
ボーナス なし 100%入金ボーナス 年間最大7%の利息

①GEMFOREX

gemforexのトップ画像出典:GEMFOREX

GEMFOREX
ノースプレッド口座
スプレッド
(ドル円)
0.3pips
最大レバレッジ 1,000倍
ロスカット水準 証拠金維持率が20%以下
初回最低入金額 30万円相当
最小取引量 0.01ロット
ボーナス なし

海外FXの固定スプレッド口座の中でもスプレッドが狭いのが、GEMFOREX(ゲムフォレックス)のノースプレッド口座です。

一部の通貨ペアが固定スプレッドになっており、ドル円でわずか0.3pips(取引手数料は無料)のため低コストで取引できます。
初回最低入金額が30万円というのは惜しいポイントですが、自己資金に余裕があるなら検討してもいいでしょう。

\取引手数料無料・ドル円0.3pips/

※ライセンス取得&ベストブローカー賞の連続受賞で信頼性アップ

GEMFOREXの評判、メリット・デメリットを詳しく見る↓

②FBS

fbsのトップ画像出典:FBS

FBS
マイクロ口座
スプレッド
(ドル円)
3.0pips
最大レバレッジ 3,000倍
ロスカット水準 証拠金維持率が20%以下
初回最低入金額 5ドル
最小取引量 0.01ロット
ボーナス 100%入金ボーナス

FBSのスプレッド固定のマイクロ口座では、100%入金ボーナスを提供しています。

ボーナスは最大100万円で、ボーナスを満額受け取るまで入金のたびにボーナスが付与されるため、証拠金を効率よく増やすことが可能です。

ボーナスを利用してお得に取引を始めたい方におすすめできる固定スプレッド口座です。

FBSの評判、メリット・デメリットを詳しく見る↓

③IFC Markets

IFCMarketsのトップ画像出典:IFCMarkets

IFC Markets
MT4マイクロFixed口座
スプレッド
(ドル円)
1.8pips
最大レバレッジ 400倍
ロスカット水準 証拠金維持率が10%以下
初回最低入金額 1ドル
最小取引量 0.01ロット
ボーナス 年間最大7%の利息

海外FXの固定スプレッド口座の中でも、バランスのとれた口座といえるのがIFC MarketsのMT4マイクロFixed口座です。

スプレッドはドル円で1.8pipsとなっており、変動スプレッドと変わりないコスト設定となっています。

また、初回最低入金額は1ドル(100円相当)のため、初心者の方でも無理のない金額で始めることが可能です。
ロスカット水準も証拠金維持率が10%以下と低いため、余裕を持って取引できるでしょう。

IFC Marketsの評判、メリット・デメリットを詳しく見る↓

まとめ

海外FXのスプレッドは固定制と変動制がありますが、どちらも一長一短といえます。

価格が広がりやすいタイミングでは固定スプレッドが有利でしょうが、価格差が狭くなるタイミングでは固定スプレッドの方がコストは高くなりがちです。

固定スプレッドのメリット
  • 取引コストの計算が簡単
  • スプレッドが広がりやすいタイミングでもコストは一定
固定スプレッドのデメリット
  • スプレッドが狭いタイミングでもコストは一定
  • スプレッドが変動する可能性はゼロではない

「スプレッド計算の手間をなくしたい」という方なら、スプレッド固定の海外FX口座が向いているといえるでしょう。

今回紹介した固定スプレッド口座のある海外FX業者には変動スプレッドの口座もあります。
スプレッド固定の口座が使いにくいと感じたら、変動スプレッド口座を追加開設するのもいいでしょう。

※本記事は公開時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。