海外FXのデメリット・メリット16項目。国内FXとの違いや税金などの注意点

口座開設前に知っておきたい海外FXの利点と注意点

「海外FXのメリットとデメリットを把握してから口座をつくりたい」

このような方のために、今回は海外FXの10のメリット・6つのデメリットについて解説していきます。
国内FXとの違いについても触れていきます。

海外FXは、国内FXよりもレバレッジや追証といった部分で優れている一方で、税金や信託保全に注意点があるとされています。

海外FXを検討されている方は、口座開設前に参考にしてください。

今回のポイント
  • 海外FXはレバレッジが高い上に追証がない
  • 豪華なボーナスキャンペーンを用意している海外FX業者が多い
  • 海外FXは利益を出すほど税金が高くなる
  • 海外FXは国内FXよりもスプレッドが広い

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海外FXの10のメリット

【メリット①】レバレッジが高い

海外FXの大きなメリットの1つが、レバレッジの高さといえます。

  • 国内FX:最大レバレッジ25倍
  • 海外FX:最大レバレッジ100倍〜1,000倍

国内FXには『証拠金規制』という規制が設けられており、どの国内FX業者もレバレッジを最大25倍までしかかけられません
※参考:店頭FX業者の決済リスクへの対応について

しかし海外FXは基本的にレバレッジ規制がないため、100倍から1,000倍というハイレバレッジの環境でトレードできます。

たとえば、1万円を入金してレバレッジ500倍をかけたとすると、500万円相当のトレードができるというわけです。
(最大レバレッジ25倍の国内FXだと、1万円の証拠金で25万円相当のトレードしか行えません)

このようにレバレッジの高い海外FXなら、少ない資金でも大きなポジションを持ってトレードが可能です。

国内FXのレバレッジは下がる可能性がある

国内FXは現在、最大レバレッジを25倍から最大10倍に引き下げることを検討しているようです。
※参考:FX証拠金倍率の上限下げへ 金融庁検討、最大25倍から10倍に

また国内FXで最大レバレッジ25倍の規制がかかる以前は、最大レバレッジは50倍でした。
50倍⇒25倍⇒10倍(仮)と、国内FXは最大レバレッジが低くなってきています

レバレッジが下がっている背景から考えても、少額資金で高いレバレッジを効かせたトレードを希望するなら、海外FXが有利といえます。

ハイレバレッジトレードの一例

たとえば、ドル円100円の時に10万通貨を売買しようとすると、国内FX(最大レバレッジ25倍)では40万円の証拠金が必要です。
50pipsの値幅を抜いたとしても、5万円の利益にしかなりません。

しかし、《最大レバレッジ500倍の海外FX業者》を使うと、10万通貨を売買するのに必要な証拠金はわずか2万円です。
おなじく50pipsの値幅を抜いたとすると、2万円の元手で5万円の利益を出せる計算になります。

【メリット②】追証なしのゼロカットを採用している

追証とは、損失が口座残高を超えた時にマイナス損失を追加で支払うように請求されるシステムのことです。

FXでは急激な値動きが起こると、ロスカットが間に合わずに口座残高を超える損失が出てしまい、追証が発生するケースもあります。

急激な値動きが起こる例
  • 大統領選挙
  • 経済指標発表
  • 首脳会談
  • 主要人物の発言
  • 金融危機
  • 紛争・テロ

など

海外FXでは、ほとんどの業者が追証なしのゼロカットシステムを採用しています。
残高を上回る損失が出てしまっても、海外FX業者がマイナス分を負担してくれるため、損失は“口座残高まで”になるというわけです。

一方で、国内FXでは追証が発生してしまいます

国内FXで追証が発生してしまうのは、国内トレードはトレーダーへの損失補填が禁じられているためだと考えられます。
※参考:金融商品取引法(抄) 第39条 損失補填等の禁止

仮に国内FXで残高を10万円も超える損失が出たとすると、その10万円はあなたが支払うことになります。

追証なしのゼロカットシステムを用意している海外FXを利用すれば、どんなに大きな損失が発生したとしても、マイナス損失の支払いを請求されることはないといえます。

【メリット③】ボーナスキャンペーンが豪華

海外FXは、豪華なボーナスキャンペーンを実施している業者が多いのが特徴です。

海外FXで実施されている主なボーナスが以下の通りです。

【口座開設ボーナス】

新規で口座開設をするともらえるボーナスです。
ボーナス額は業者によって様々ですが、3,000円〜10,000円のボーナスが提供されています。


【入金ボーナス】

入金することで、設定された付与率に応じたボーナスがもらえるキャンペーンです。
たとえば、付与率100%で10万円を入金したとすると、10万円ボーナスを受け取れることになります。

ボーナス付与率はボーナス内容によっては様々で、10%〜100%に設定されているケースがほとんどです。


【キャッシュバックボーナス(トレードボーナス)】

取引量(1ロットあたり)に応じてもらえるボーナスです。

《1ロットの取引ごとに2ドル付与》といった設定などがあり、取引するごとにボーナスを受け取ることができます。

口座開設ボーナスを用意している海外FXなら、自己資金を使うことなくトレードを体験できます。
「海外FXがどんなものか知りたい」という方は、口座開設ボーナスで試してみるのもいいでしょう。

入金ボーナスキャンペーンを実施していれば、証拠金を増やしながらトレードにのぞめるのは大きなメリットといえるでしょう。

海外FX初心者や自己資金に自信のない方は、海外FXのボーナスを活用してみてはどうでしょうか。

【メリット④】MT4・MT5が無料で使える

海外FX口座では、ほぼすべての業者で『Meta Trader(MT4・MT5)』という高性能のチャートツールが無料で利用できます。

Meta Traderは、全世界のトレーダーが利用しているツールで、優れた取引プラットフォームといわれています。

MT4 MT5
動作スピード 遅い 早い
時間足 9種類 21種類
気配値ウィンドウ 機能が少ない 機能が多い
板情報 なし 機能が多い
インジケーター 30種類 38種類
カスタムインジケーター
EA
多い 少ない

MT4やMT5なら、複数口座を利用していても、プラットフォームを切り替えることなく管理できます

国内FXでもMT4・ MT5に対応した業者はありますが、それよりも独自プラットフォームを採用している国内FX業者が多い傾向にあります。

【メリット⑤】透明性の高いNDD方式の業者が多い

国内FX業者と海外FX業者では、注文方式が異なります。

国内FX業者のほとんどがDD(ディーリングデスク)方式海外FX業者の多くはNDD(ノーディーリングデスク)方式を採用しているといわれています。

【DD(ディーリングデスク)方式】

DD方式とは、トレーダーとインターバンク市場の間にFX業者が介入する注文方式です。
顧客の注文に対して、間にFX業者のディーラーが入り、「注文を通す・通さない」を判断しています。

注文の裁量はすべてFX会社にあるため、顧客は自分の注文がどのように処理されているかは一切わかりません。

FX業者が介入しているため、「ストップ狩り」や「約定拒否」といった顧客に不利な決済が起こる可能性もあるとされています。


【NDD(ノーディーリングデスク)方式】

NDD方式とは、トレーダーの注文がインターバンク市場に直接流れる注文方式のことです。
FX業者は介入していません。

間にディーラーを通さない取引方式のため、顧客とFX会社の利益が相反せず、透明性が非常に高い環境でトレードできると注目されています。

透明性の高いNDD方式採用の業者が多い海外FXなら、約定拒否といったトラブルにあう可能性も低いというわけです。

【メリット⑥】約定力が高い傾向にある

海外FXは、サーバーといった設備に力を入れている業者が多く、約定力が高いといわれています。

《約定率99%以上(XM)》、《0.78秒以内に99.99%の注文が約定(GEMFOREX)》としている海外FX業者も存在しています。

通常の取引であれば安定して約定し、スキャルピングといった短期売買もスムーズに行えるでしょう。

【メリット⑦】マイナンバーの提出が不要

国内FX業者では、基本的にはマイナンバーの提出が必要です。

しかし、海外FXではマイナンバーの提出が不要で、以下のような書類で本人確認証明を行います。
※提出に必要な書類は海外FX業者によって異なる場合があります。

  • パスポート
  • 運転免許証
  • 身分証明書
  • 公共料金の請求書(住所確認用)

など

上記のように、免許証などの本人確認書類と住所確認書類だけで口座をつくることができます。

【メリット⑧】入金方法が豊富

国内FXの入出金方法は、銀行振込やインターネットバンキングが主流で、入金方法は決して多くありません。

しかし、海外FXは各国のトレーダーが利用するため、入金方法が豊富に用意されています。

  • 銀行振込
  • クレジットカード
  • 仮想通貨(ビットコインなど)
  • bitwallet
  • STICPAY
  • バーチャルマネー(PayPalなど)

など

海外FXは銀行振込はもちろん、クレジットカードやオンラインウォレット(bitwalletなど)、ビットコインなどでも入金が可能です。

たとえば、クレジットカードがあれば銀行口座のお金を使うことなくトレードができます

あなたの都合にあわせて海外FX口座に入金できるのも、海外FXの強みの1つといえます。

【メリット⑨】日本語対応の業者が多く使いやすい

海外FXというと、英字の公式サイトを連想するかもしれません。

しかし、最近の海外FXの公式サイトは、日本語対応されている場合がほとんどです。
マイページまで日本語対応されている海外FX業者が多いため、はじめての海外FXでもスムーズに利用できるでしょう。

また、日本人スタッフや日本語が話せるサポートスタッフを待機させている業者も中にはあります。

日本語サポートが充実しているため、不明点があればサポートを受けられる可能性も高いです。

【メリット⑩】豊富な商品の取引が可能

海外FX業者では、FX通貨ペアはもちろん、商品CFDや株式銘柄、資源CFD、仮想通貨など幅広くトレードができます。

もちろん商品CFDなどもハイレバレッジをかけてトレードできる場合がほとんどです。

CFDや株式などを高いレバレッジをかけて取引したい方は、海外FXを検討してみてもいいでしょう。

海外FXの6つのデメリット

【デメリット①】利益を出すほど税金が高くなる

国内FXと海外FXでは、税金の区分(税率)が異なります。

  • 国内FX:申告分離課税(税率は一律20%)
    ※参考:FXの税金
  • 海外FX:累進課税(利益が出るほど税率が上がる

【海外FXの税率】

年間所得額
※海外FXの利益+その他の所得
所得税率 控除額
1,000円〜1,949,000円 5% 0円
1,950,000円〜3,299,000円 10% 97,500円
3,300,000円〜6,949,000円 20% 427,500円
6,950,000円〜8,999,000円 23% 636,000円
9,000,000円〜17,999,000円 33% 1,536,000円
18,000,000円〜39,999,000円 40% 2,796,000円
40,000,000円以上 45% 4,796,000円

※参考:国税庁 所得税の税率

国内FXは利益に関係なく税率は一律20%ですが、海外FXでは利益が出るほどに税率が高くなります

また海外FXは累進課税の中でも「総合課税」にあたるため、他の所得も含めた金額が課税対象となります。
《年収500万円(FX所得なし)+年間のFX利益300万円》であれば、合計800万円を対象に所得税が発生するというわけです。

【デメリット②】信託保全が義務化されていない

信託保全とは、万が一FX業者が倒産したときに顧客に資金が返ってくる保証のことです。

2010年より国内のFX業者では、この信託保全が義務化されているため、業者が倒産しても顧客資金は返還されます。
※参考:区分管理方法の信託一本化

しかし、海外FXでは信託保全が義務化されていません
信託保全に加入する海外FX業者もありますが、あくまで任意のため、未加入の海外FX業者も存在します。

万が一に備えて、検討中の海外FX業者が信託保全に加入しているかどうかを確認しておくといいでしょう。

【デメリット③】出金までに時間と手数料がかかる

海外FX業者からの銀行送金は海外送金となるため、出金までに3~5営業日ほどの時間を要します。
さらに、受け取り手数料が2,500円~4,000円ほどかかってしまうのも海外FXのデメリットの1つです。

少額出金でも手数料は変わらないため、ある程度金額がまとまってから出金しないと手数料が余計にかかってしまいます。

【デメリット④】スプレッドが国内FXよりも広い

国内FXと比べると、海外FXはスプレッドが広いです。

海外FXの中でもスプレッドが狭い業者の1つである「AXIORY」と、国内FX業者のスプレッドを比較したものが以下です。

AXIORY
ナノスプレッド口座
(海外FX業者)
外為ジャパン
(国内FX業者)
GMOクリック証券
(国内FX業者)
最大レバレッジ 500倍 25倍 25倍
米ドル/円 1.1pips 0.2pips 0.2pips
ユーロ/円 1.3pips 0.5pips 0.5pips
ユーロ/ドル 1.1pips 0.4pips 0.4pips
ポンド/円 2.3pips 1.0pips 1.0pips
ポンド/米ドル 1.5pips 1.0pips 1.0pips
豪ドル/円 1.5pips 0.7pips 0.7pips
豪ドル/米ドル 1.2pips 0.9pips 0.9pips

このように、ドル円やユーロ円といったメジャー通貨ペアだと、海外FXと国内FXとで2倍以上もスプレッドに差があるのがわかります。

高いレバレッジをかけられる分、取引コストがかかってしまうのは海外FXの大きなデメリットといえます。

スキャルピングなら海外FXが向いている

スプレッドが狭い国内FXはスキャルピングトレード(短期売買)に向いているように感じますが、スキャルピングなら海外FXの方が適しているといえます。

国内FXは、スプレッドが狭くてもレバレッジが最大25倍までしかかけられないため、短期売買だと利益を上げにくいからです。

一方で、数百倍のレバレッジをかけられる海外FXなら、わずかな値動きでも大きな利益を得られる可能性があります

【デメリット⑤】悪質な詐欺まがいな業者も存在する

海外FX業者の中には、次のように詐欺を目的とした業者が潜んでいる可能性があります。

  • 顧客からお金を集めて、突然運営が停止する
  • 利益を出金できない

検討中の海外FX業者があれば、口座開設前に運営歴や口コミなどをしっかり確認しておくといいでしょう。

【デメリット⑥】日本語対応が終了する可能性がある

上述で「日本語対応の海外FX業者が多い」と解説しましたが、日本語対応が突然終了する恐れもあります

日本語対応が終了する可能性があるという点を留意して、口座開設を検討してください。

海外FXが向いている人・向いていない人

上述で解説した海外FXのメリット・デメリットから、海外FXが“おすすめの人”と“そうでない人”を以下でまとめました。

海外FXがおすすめの人
  • 少額の資金でFXをはじめてみたい人
  • はじめてのFXでマイナスになるほどの損失を心配している人
  • ボーナスをつかってお得にFXを始めたい人
  • FX通貨ペア以外の銘柄でトレードしたい人
海外FXが向かない人
  • 投資資金が何百万円~数千万円と十分にある人
  • 倒産時などの対応が不安な人
  • 取引コストを抑えた環境(スプレッド1pips以下)でトレードをしたい人

海外FXは、レバレッジの高さと追証なしのゼロカットシステムが導入されたトレード環境が強みといえます。

少額資金でもハイレバッジをかけて大きなポジションを持てますし、万が一にも残高を超える損失が出てもゼロカットシステムでマイナス損失分を抱える心配もありません

一方で、スプレッドの広さや信託保全の非義務化という点はデメリットといえます。
また、税金も海外FXは累進課税のため、FXに慣れていて利益を出せる自信がある方なら国内FXの方が適しているのではないでしょうか。

海外FXに興味を持っているなら、まずは口座開設ボーナスのある海外FX業者で試してみるのもいいでしょう。